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2019年1月21日 (月)

複雑な民族構成

 
ミャンマー軍が報復攻撃

 ミャンマー西部ラカイン州で仏教徒である
   ラカイン人
の自治権拡大を要求する
   武装集団「アラカン軍(AA)」
は、ミャンマーの独立記念日である1月4日の早朝、警察署を襲撃し警官13人を殺害、9人を負傷させた。
 
 その後、軍が介入して
   武力抗争
を招き、多数の人々が避難を余儀なくされラカイン州ではここ数週間、武装集団と治安部隊との戦いが新たな段階を迎えている。
 
 この事件を受け、同国軍は反撃に出て今月5日から16日にかけての軍事作戦で、AAによる襲撃の犠牲者と同数となる計13人のAA戦闘員を殺害した。

 ミャンマー軍の
   トゥン・トゥン・ニー(Tun Tun Nyi)少将
は首都ネピドーで、異例の記者会見に臨み、「敵の遺体13体を収容し、武器を3つ押収した」ことを明らかにした。
 
 また、「われわれの側では将校や兵士らが複数犠牲となった」と述べた。

 同州では2017年8月、ミャンマー軍が
   イスラム系少数民族ロヒンギャ
への弾圧を開始している。
 
 国連が民族浄化とみなす軍の行動により、72万人以上のロヒンギャが隣国バングラデシュへの避難を余儀なくされた。

 ミャンマー軍にとってAAは、ロヒンギャの武装集団よりも強敵。
 これまで軍が払った犠牲者数も、より多い。

 
 ミャンマー国内ではラカイン人やロヒンギャ人の他にも複数の少数民族が存在し、複雑な民族構成を持つラカイン州は、民族間の抗争で分裂傾向に拍車が掛かっている。
 
  
 

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