« 最大のもてなしとする考え方 | トップページ | 弾劾裁判前の沈黙? »

2019年1月14日 (月)

情報を隠す意図

 
 
 北朝鮮の首都・平壌の大城(テソン)区域に金正恩の指示で建設が計画された

   「黎明(リョミョン)通り」のタワーマンション群
は、同国最大のランドマークと言えるもので、高さの面で言えば、日本のどのタワマンをもしのいでいる。

 ただ、建築の「質」については、様々な噂が広がっており、労働環境の劣悪さで建設中における安全面の配慮は皆無であり、労働災害も激増して建設に従事した北朝鮮軍工兵の生命が消耗されたものだ。

 核開発で国連の経済制裁を受けているなかでの独裁者からの命令であり経済制裁で苦しい中、2017年の完工まで、工事期間がわずか1年しかなかったため見た目だけの建物であったということだ。

 最近になり、韓国のリバティ・コリア・ポスト(LKP)は「この建物群」に重大な欠陥が見つかり、極秘裏に補強工事が行われていると伝えた。

 

 LKPの報道によれば、北朝鮮の黎明通りの建設を短期間に終えることが出来た理由として
   独自開発した混合剤
の効果を強調した。
 「この混合剤を使えば、氷点下15℃の酷寒の中でもセメントが速やかに乾燥する」というものだ。

 ただ、黎明通りのタワマンで昨年、この混合剤を使用した柱が膨張し、また地下で地盤沈下が起きていることが確認された。

 これについて、北朝鮮国内の消息筋の情報によると、「科学的な検証が足りない混合剤を使用したうえ、基礎工事も不十分だったようだ」とのこと。

 

 この事実から「柱と基礎の重大な欠陥」が同時に見つかっており、建物の倒壊につながりかねない危機が迫っているようだ。

 なお、平壌では2014年、完成したばかりのマンションが崩壊し500人が犠牲になる大惨事があったことも知られている。

 北朝鮮当局では従来、こうした事故を徹底して隠ぺいしてきた。
 ただ、この崩壊事故では犠牲者の多くが朝鮮労働党中央委員会の職員家族だったため動揺を抑えるためあえて公表している。

 西側メディアの取材で昨年10月、約2年前に脱北した黎明通りに次ぐ規模のタワマン群がある「未来科学者通り」の建設に動員された経験がある北朝鮮軍兵士からの情報として「未来科学者通りは金正恩が自ら旗を振った事業でもあり、当初は安全管理についても関係当局から厳しく指導されていました。しかし、現場に供給されているはずの資材が足りないといったことが、次第に増えた。現場の監督には、その問題を追及する権限がない。横流しは、上層部がからんだもの。しかも、工期が迫ってくる。セメントと砂の混合比率や鉄筋の使用量が、上層階に行くほどいい加減になっていった。北朝鮮で地震はほとんど起きないものの、いずれ何かの拍子に、建物がぜんぶ崩壊してもおかしくない」との話が伝わっており、現場では兵士や労働者の墜落事故が頻発したということが流れている。

 なお、黎明通りでは昨年の秋以降、極秘裏に補強工事が行われており、現場周辺には兵士が配置されている。
 厳戒態勢が取られ「問題が解決」の補強作業が続いている。

 

ひとこと

 金正恩の政治体制を支えるための党員の家族など共産主義の特権階級が居住する住宅であり、飢餓状態の北朝鮮軍の工兵が投入されて建設しているため、こうした問題が起きるのだろう。

 そもそも、環境整備が進んる平壌などには一般の北朝鮮国民は住めない現実があり、投入される工兵などの劣悪な環境で働かされる北朝鮮国民は地方出身者なのだろう。

 不公平な政治体制を維持させられクーデター未遂がたびたび起きている北朝鮮内部の問題のひとつでしかない。

 見せかけの巨大な建物群も中を見れば欠陥なのは、共産主義体制の本質的な欠陥があるということでしかない。
 こうした情報を流すことはない日本の野党政治家やマスコミは自由主義の敵でしかないのは明らかだろう。

 
    

« 最大のもてなしとする考え方 | トップページ | 弾劾裁判前の沈黙? »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 情報を隠す意図:

« 最大のもてなしとする考え方 | トップページ | 弾劾裁判前の沈黙? »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ