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2019年1月 7日 (月)

亡命北朝鮮外交官はイタリア情報当局の保護下

 
 
 イタリア日刊紙コリエレ・デラ・セラは5日、駐イタリア北朝鮮大使代理の
   チョ・ソンギル氏
が昨年11月に潜伏後第三国へ逃避したものの、再びイタリアに戻り
   イタリア情報当局の保護
を受けて潜伏しているという分析が出されたと伝えた。
 
 
 チョ・ソンギル大使代理が正確にいつ、どのような理由で消え、現在どこにいるのかなど正確に明らかになったものはないとしながら、これまで入手した情報を総合して予測した内容を公開したもの。
 
 
 同紙によるとチョ大使代理が
   北朝鮮への帰任通知
を受けた昨年9月、後任者に対する引き継ぎ作業を始め、その後イタリア外務省が大使代理交替最後の手続きのため11月に彼に連絡した時点ですでに姿を消した状態だった確率が大きいと分析した。
 
 これを受けイタリア外務省はイタリア情報当局にこの事実を通知し、情報当局はすでに第三国に逃避し潜伏していた彼を見つけ出し再びイタリアに連れ戻した。
 
 この過程で米国の情報機関に連絡し両国情報当局の緊密な協力がなされた模様だ。
 
 
 現在チョ大使代理は自身の身柄をめぐる解決策を待ちながらイタリア情報当局の保護を受けているとみられると予想した。
 ただ、チョ大使代理が最初に逃避した第三国がどこなのかについては言及しなかった。
 
 
 同紙によると、チョ大使代理の潜伏を認知してから北朝鮮当局が
   特殊要員
をローマに緊急派遣したものの、チョ大使代理逮捕には結局失敗したという。
 
 
 北朝鮮政府から派遣された特殊要員は「残る公館職員の動揺」を防ぎ、今回の事態に対する波紋を最小化するため現在ローマ南部エウル地区の北朝鮮大使館にとどまっているとみられると説明した。
 
 なお、チョ大使代理の今後の亡命先と関連し、チョ大使代理の究極的な目標は、同氏が持つ情報を米国などに渡して補償を受けながら身分洗濯を経てイタリアに残ることかもしれないと伝えた。
 続けてチョ大使代理が「人と物資の交通が多く戦略的に重要なイタリア」で大使代理として勤めただけに西側情報当局が欲しがる情報を多く持っているだろうと続けた。
 
 
 今後亡命地に関連しては北朝鮮国務委員長の
   金正恩(キム・ジョンウン)
の答礼訪問を待っている韓国政府が北朝鮮体制を裏切ったチョ大使代理を歓迎するのは容易でないこととみた。
 
 また、金正恩委員長との2度目の首脳会談を準備しているトランプ大統領もやはり彼に亡命を認めることで北朝鮮との対話の雰囲気をつぶしたくないないだろうとの見方も明らかにした。
 
 
  

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