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2019年3月25日 (月)

厳戒態勢時の災害

 北朝鮮の金正恩党委員長はベトナム・ハノイで開催された
   米朝首脳会談
のために、先月23日から今月5日まで、北朝鮮の最高指導者としては異例の長期に渡り、首都・平壌を留守にした。
北朝鮮国内では厳戒態勢が敷かれた最中
   朝鮮人民軍(北朝鮮軍)
の空軍基地で大規模火災が発生した。
大規模火災が発生したのは、東海岸の咸鏡南道咸興市から北東に10キロに位置する
   徳山飛行場
で同飛行場には、空軍の第2航空師団本部が置かれている。
 火災は、金正恩氏が平壌を発って約7時間後の先月24日午前2時ごろに発生した。
 その直後の午前2時10分、最高司令部命令第6xxx号が総参謀部に発令されたという。
 北朝鮮は重要な政治的行事がある時期には
   住民の移動を厳しく統制
するなど厳戒態勢を敷いている。
 今年は、光明星節(2月16日、金正日総書記の生誕記念日)、米朝首脳会談、国会にあたる最高人民会議の代議員選挙(3月10日)などで特別警戒期間にあった。
 なお、今回の火災の原因だが、飛行機の整備を担当する少佐の落ち度による失火であることが判明した。
 金正恩氏の不在時に起きたことを重く見た上層部は、綿密な調査のために最高司令部軍事規律検閲組を派遣した。
  
 北朝鮮では、過失であっても、重要施設が火災により
   重大なダメージ
を負った場合、責任者が重罰に問われるという。
 昨年8月中旬に北朝鮮の国営放送・朝鮮中央放送の社屋で起きた火災では、複数の責任者が処刑されたという。
   
     

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