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2019年4月14日 (日)

自食の誘導がアルツハイマー病を治療する新たな視角

 

 中国科学院昆明動物研究所は2日、国際的な学術誌「オートファジー」に掲載した論文で、同研究所がアルツハイマー病の治療の研究で重要な進展を実現したことをメディアの取材で明らかにしたと伝えた。
 
 論文の連絡著者である同研究所の
   姚永剛研究員
は、アルツハイマー病の発症メカニズムは非常に複雑で、さまざまな要素の影響を受けるが、血中脂質の異常は重要なリスク要因の一つであると話した。
 研究によると、アミロイドβタンパク質の過度な分泌及び除去の不足がカギとなる誘因と指摘したうえ、このタンパク質の除去の促進は、アルツハイマー病の予防・治療の重要な方法になる可能性があると続けた。
 
 また、多くの研究によると
   自食機能障害
はその発症メカニズムの中で重要な役割を果たしていると指摘した。
 そのため自食の誘導がアルツハイマー病を治療する新たな視角になると語った。

 この研究チームでは分子、細胞、マウスなど各レベルの体系的な研究を展開し、細胞レベルでは、米国食品医薬品局(FDA)が高脂血症薬として認めている
   Gemfibrozilとpirinixic acid
が細胞の自食を活性化させることで、アミロイドβタンパク質を除去することを発見したことを明らかにした。
 
 マウスレベルでは、2種類の薬がアストロサイトとミクログリア細胞がアミロイドβタンパク質を飲み込み分解する機能を大幅に強化することで、病態生理学的特徴を改善することができると指摘した。
 
 最終的にはアルツハイマー病によって損傷を受けたマウスの神経構造と機能を顕著に改善し、その学習・記憶能力を顕著に向上させたという。

 この研究では「新たな標的」を見つけただけでなく、高脂血症薬をアルツハイマー病の治療に用いる臨床実験に根拠を提供したとのこと。
 
 また、2種類の薬がアルツハイマー病に対して重要な保護機能を持つことを初めて明らかにした。
 これと同時に、ミクログリア細胞とアストロ細胞の治療における中心的役割をさらに証明したことで、アルツハイマー病の予防と治療の新たなアプローチをもたらした。
 
  

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