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2019年4月25日 (木)

自由報道を抑制

 
 ドイツの老舗カメラメーカー
   「ライカ(Leica)」
が、中国でタブー視されている1989年の
   天安門(Tiananmen)事件
における弾圧を扱った広告動画をめぐって、中国国内で強い反発が起きている。

 

 今週公開されたこのプロモーション動画は、危険な状況下でライカ製のカメラを手にし、世界各地で仕事に臨む
   フォトジャーナリスト
たちを描いており、天安門事件で
   人民解放軍の戦車
の前に立ちはだかった一般市民の姿を捉えようと奮闘する欧米人ジャーナリストに焦点を当てた。

 

 この動画はライカのロゴと、「私たちに見せるために自分の目を貸してくれた人々に、この動画をささげる」とのメッセージが掲げられて終わる。
 ここ数日、中国政府公安当局の影響下にあるネットユーザーからはこの動画に対し怒りの声を広げる動きが見られる。

 

「戦車男」の名で知られるこの市民を捉えた写真は、1989年に中国の首都北京をまひ状態に追い込み、数週間にわたって続いた
   民主化デモ
をおそらく最も象徴するものとなった。
 民主化デモは武力による弾圧を受け、数百人もしくは数千人が殺害されたとみられているが隠蔽されたままだ。
 以降、天安門事件について公的な場で言及することは
   原則禁止
されるなど自由な発言が出来なくなっており、今年の6月初めに事件から30年を迎えることもあり、現在は公安当局が市民の動きの監視を強化している状態にある。

 

 ライカの広報担当者は香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)に対し、この動画はブラジルの代理店が制作したものであり、ライカが公式に認めたものではないと説明した。
 中国のソーシャルメディア上では20日の時点で、この動画やそのコメントについての検索結果が表示されない状況となっている。
 公安当局の大規模な検閲システムが動画や関連するコメントをブロックしていることを示唆している。
  
  
 

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