自己都合で納得できる?
米大統領の
ドナルド・トランプ氏
は20日、ホワイトハウスで開いたモリソン・オーストラリア首相との共同記者会見で、貿易を巡り対立する中国と
部分的な合意を結びたいとは考えていない
と述べ、「求めているのは完全な合意だ」と続け、貿易戦争が2020年大統領選挙での得票に響くことはないとの見方を示した。
米中は今週ワシントンで、次官級協議を開催した。
これを下準備に、10月初旬に閣僚級協議を実現させる狙いがある。
トランプ氏は協議再開を自賛したうえで、10月1日に予定していた中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)相当に対する関税引き上げを
「善意の意思表示」
として延期した。
また、トランプ氏は記者会見で、中国の習近平国家主席と「素晴らしい」関係にあるが、今は「ちょっとした仲たがい」だと語った。
「有権者は分かってくれると思う」と話し、「選挙に何らかの影響があるとは思わない」と発言した。
ただ、一方で、米中が合意できれば大統領再選の見通しには恐らく「ポジティブ」だろうとの淡い期待を明らかにした。
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