« 週初に見られた市場のストレスが再び高まりつつある兆候 | トップページ | 中東の政治情勢は複雑 »

2019年9月25日 (水)

自己都合で納得できる?

 

 米大統領の
   ドナルド・トランプ氏
は20日、ホワイトハウスで開いたモリソン・オーストラリア首相との共同記者会見で、貿易を巡り対立する中国と
   部分的な合意を結びたいとは考えていない
と述べ、「求めているのは完全な合意だ」と続け、貿易戦争が2020年大統領選挙での得票に響くことはないとの見方を示した。

 米中は今週ワシントンで、次官級協議を開催した。
 
 これを下準備に、10月初旬に閣僚級協議を実現させる狙いがある。


 トランプ氏は協議再開を自賛したうえで、10月1日に予定していた中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)相当に対する関税引き上げを
   「善意の意思表示」
として延期した。

 また、トランプ氏は記者会見で、中国の習近平国家主席と「素晴らしい」関係にあるが、今は「ちょっとした仲たがい」だと語った。

 「有権者は分かってくれると思う」と話し、「選挙に何らかの影響があるとは思わない」と発言した。
 ただ、一方で、米中が合意できれば大統領再選の見通しには恐らく「ポジティブ」だろうとの淡い期待を明らかにした。

 

   

« 週初に見られた市場のストレスが再び高まりつつある兆候 | トップページ | 中東の政治情勢は複雑 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ