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2019年10月21日 (月)

胡散臭い援助の背景

 反日・親北朝鮮政策を強引に推し進めている韓国の
   文政権
の肝いりで、全国農民会総連盟(全農)が4月27日に板門店宣言1周年を迎え、北朝鮮に贈る予定だった
   「統一トラクター」25台(10億ウォン〈約9000万円〉相当)
が対北制裁で北に送ることができず4月の行事以降臨津閣に放置され美観を損なうとの苦情受けたため、先月旧京畿道坡州市の旧米軍基地キャンプ「エドワーズ」の敷地内に放置されてたものの雨に打たれて1台はすでに故障していることが10月9日、メディアにより確認された。 

 全農は昨年10月から
   「統一農機械プマシ(野良仕事などきつい仕事の助け合い)運動」
を実施して集めた資金で1台当たり4000万ウォン(約360万円)のトラクターを26台準備した。
 
 南側のトラクターで北側の農地を耕し、北側の種子などを南側が受け取るといった方法で南北交流の扉を開こうという目論見の一環だった。

 ただ、トラクターは戦略物資として分類されるため、対北制裁が講じられている局面で、国連の許可なしに北朝鮮に送ることができない規制品となる。
 
 北朝鮮にトラクターを送るこれといった手段が見つからないため、置き場に困った全農は今年4月27日、坡州市臨津閣の平和ヌリ公園にトラクターを運び、記念行事を行った後、トラクターをそのまま放置して解散してしまった。

 臨津閣は平日で1000人、週末には3000-5000人の観光客が訪れる坡州を代表する観光地だ。
 
 坡州市は住民や店舗経営者たちから
   「美観を損なっている」
とする苦情が相次いだことで、全農側に速やかに撤去するよう要請する公文書を何度か送付したものの、全農は対応しないまま無視し引き続きトラクターを放置した。
 
 このため、坡州市は今年7月末、全農を不法占拠の疑いで警察に通報したところ、やっと重い腰を上げた全農は警察や坡州市と話し合いを持ち、臨津閣にトラクターを放置してから4カ月後の先月初め、坡州市が所有していた旧キャンプ「エドワーズ」の敷地内にトラクターを一時移動させることで合意した。
 
 坡州市では旧キャンプ「エドワーズ」の敷地内は遊休地であるため、警察への通報は取り下げた。
 
 なお、今後話し合いを続け、全農側の私有地などに移動させる案を検討中と責任ちゅ意級の矛先をかわすためメディアに説明した。

 ただ、現在トラクターが放置されている場所も、坡州市が一時的に貸し与えた場所であるため、再び移動させなければならないが、適当な場所はいまだ見つかっていない。

 
 放置されたトラクターの購入には、全羅南道霊岩郡、宝城郡、長興郡、京畿道安城市の四つの地方自治体が支援した補助金総額1億ウォン(約900万円)が充てられたという。
 
 結局、文政権に気に入られようとして全農が現実性のない事業のために地方自治体と農民から無理な後援の取り付けを行ったと批判する声が上がっている。
 
 
ひとこと
 
 こうした胡散臭い資金の流れは北朝鮮への支援名目で金が懐に入る仕組みがあるのだろう。
 闇に隠れた悪党が政権の交代で逮捕されることになる韓国政治の本質がここにあるのだろう。
 政権を担っている時点で多くの問題が噴出している文政権であり、政権が交代すれば過去に例のない逮捕劇が見られる可能性が高い。
 
   

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