安保理の主導権を握る動き
中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任の
楊潔チ氏
は21日、北京で、第74回国連総会で安全保障理事会改革に関する政府間交渉の共同議長であるアラブ首長国連邦(UAE)のヌセイベ国連大使、ポーランドのウェロネカ国連大使と会談した。
席上、楊委員は安保理改革の目標は
安保理の権威と効力
を強化したうえで、発展途上国と中小国の代表性や発言権を増やすことだと話した。
また、国際関係の民主化と世界の多極化の趨勢を反映させることだとつづけた。
中国は2人の議長の活動を積極的に支援したうえ、改革が国連憲章と加盟国の共同利益に合致する方向に向かうよう確保すべきだと述べた。
これを受け、ヌセイベ国連大使とウェロネカ国連大使は
「中国の立場や安保理の改革における中国の役割」
を重要視していると話したうえ、政府間交渉は、国連加盟国が安保理の改革を議論する主要なチャネルであり、すべての加盟国による対話と協議の勢いを維持していきたいと続けた。
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