中国に対する為替操作国の認定を解除する計画
米国のドナルド・トランプ大統領が率いる政権は次期大統領選挙を見据えて中国に対する為替操作国の認定を解除する計画という。
この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で明らかにしたと金融市場に情報が流れた。
計画では米中が貿易交渉の
第1段階合意の署名
を週内に予定する中で両国間に横たわる障害の一つを取り除くというもの。
米国財務省は半期に一度の為替報告書にこの内容を盛り込む予定で、同関係者が匿名を条件に語ったという。
米中が第1段階合意の取りまとめ作業を進めていた影響もあり、為替報告書の公表が遅れていた。
トランプ政権の意向からか財務省は昨年8月、中国を為替操作国に認定し、貿易戦争を一段とエスカレートさせた。
米国による対中追加関税の報復として中国人民銀行(中央銀行)が人民元を下落に誘導したと米国側は指摘した措置だ。
この報道を受けてオフショア人民元は13日、対米ドルで上昇した。
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