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2020年1月 7日 (火)

幼稚な思考の裸の王様の考えに忖度するのでは話にもならない

 

 イランのソレイマニ司令官殺害を準備していた米大統領
   ドナルド・トランプ氏
は、比較的新顔だが不可欠な存在へと急速に上り詰めた側近
   オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)
の助言を求めたという。

  オブライエン氏は2日、トランプ氏が滞在していたフロリダ州の会員制高級リゾート「マールアラーゴ」から2000マイル(約3220キロメートル)以上離れたカリフォルニア州パサデナで休暇中だった。
 
 他の主要な側近であるポンペオ国務長官、マルバニー大統領首席補佐官代行らも離れた場所で相談を受けた。 
 
 ただ、この問題で大統領の元に連れて行くため政府専用機が向かったのはオブライエン氏のみで、トランプ氏の意見に同調した可能性が高い。
 
 イラン革命防衛隊コッズ部隊の
   ソレイマニ司令官
は強い影響力を持ち、数十年にわたる中東の政情不安で暗躍していたと見られている。
 
 ただ、その殺害により当然中東派遣軍への報復を招くことは明らかであり、地域がさらなる混乱に陥るリスクがあるとの懸念があった。
 
 そのため、ブッシュ(子)、オバマの両政権は殺害計画を実施しないと決定した。
 
 ただ、ロシア問題など切羽詰まった状況にあり弾劾裁判で辞任の可能性が高いトランプ氏は大統領としての3年間で成果らしきものがなく、問題が山積し始め再選不可能な状況になって居ることもあり、最も今後に尾を引く軍事作戦を決断した。

 オブライエン氏は静かなる忠誠心と、トランプ氏の意向が議論を呼びそうで米外交政策としてとっぴなものであっても進んで実行に移そうとする裸の王様を支えていることから、ここ数カ月で同氏の信頼を勝ち取ったかたちだ。
 
 ただ、ソレイマニ司令官が「差し迫った」攻撃を計画していたとのトランプ氏の主張について議会と世論が詳細を求める中で、オブライエン氏は説明に追われ
   破滅する可能性
が高い。

  
 マールアラーゴに到着したオブライエン氏はトランプ氏にソレイマニ司令官の過去の経緯を説明した。
 
 同司令官がイラクやその他の場所で米国人への襲撃を計画しているとの機密情報を報告した可能性がある。
 
 軍司令官らがトランプ氏に殺害計画が成功したと伝えた際もその場にいたとされる。
 さらに週末を通してトランプ氏と事後対策を協議し、5日には大統領専用機でともにワシントンに戻っている。
 
  
ひとこと
 
 忖度する官僚であり、トランプの思惑通りに動いたに過ぎない。
 事実情報を勝手に解釈して、事後のトラブルを見ないようにした可能性が高い。
 ただ、責任を取る姿勢に乏しいトランプの思考を考えれば、問題が強まり逆風が強まればオブライエン氏を非難して捨て去れう可能性があるだろう。
 やはり、幼稚な思考の政治家に追随する官僚の姿勢は問題であり、日本の政治家と同じだろう。
 そろそろ、こうした幼稚な政治家は淘汰する時期にきている。
 
 
   

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