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2020年2月14日 (金)

新型コロナウイルスは「人間が造った生物化学兵器だ」という噂

 

 中国の内外で新型コロナウイルスは「人間が造った生物化学兵器だ」という噂が広まり始めている。
 
 中国の独立系メディア「財新」によると、疑惑の根拠とされる論文や国内外の専門家を独自に取材したうえで「生物兵器説の真偽を検証」していると伝えた。

 中国科学院武漢ウイルス研究所の女性研究員である石正麗氏は、2月4日、財新記者の取材に対し「陰謀論者は科学を信じません。私は国の専門機関が調査を行い、私たちの潔白を証明してくれることを望んでいます」と返信した内容が明らかになった。
 
 新型コロナウイルス肺炎の感染拡大が厳しい状況を迎える中で、石正麗氏の所属する実験施設が新型コロナウイルスの発生源ではないか、という「疑惑」の渦中へと巻き込まれたと続けた。
 
 公開された資料によれば、中国科学院が武漢に持つウイルス研究所は中国で唯一のバイオセーフティーレベルP4の実験施設を有しており石正麗は当該実験施設の副主任であり、バイオセーフティーレベルP3の実験施設の主任という。
 
 石正麗のチームは2017年に
   SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルス
がいくつかのコウモリを起源とする、SARS型コロナウイルスが変異したものであることを突き止めた。

 新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大して以降、石正麗のチームは1月23日に、生物学論文のプレプリント・プラットフォームであるbioRxivで、「新型コロナウイルスの発見とそれがコウモリを起源とする可能性について」という研究論文を発表した。

 その研究の中で、新型コロナウイルスと2003年のSARSウイルス(SARS-CoV)のDNA配列の一致率は79.5%、雲南キクガシラコウモリに存在するRaTG13コロナウイルスとの一致率は96%に達していることが明らかにされている。
 こうしたことから、コウモリが新型コロナウイルスの起源である可能性が示されているという。
 
   

 

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