後出しジャンケンで報道の自由が守れるか?
加藤勝信厚生労働相は22日、英国船籍で米国企業が運航していた
ダイヤモンド・プリンセス号
に乗っていて、日本の横浜で下船した乗客のうち、23人に対するウイルス検査が行われていなかったことを明らかにした。
日本政府は新型コロナウイルス感染症発生が確認された同号を2週間「海上隔離」したが、ウイルス検査で陰性だった乗客970人を19日から下船させたが、このうち日本人19人、外国人4人に対しては検査そのものが行われていないことが確認された。
日本政府は、韓国・米国・オーストラリアをはじめとするほかの国々とは違い、同号で陰性と判定された乗客たちに対し、追加の隔離期間を設けないまま帰宅させた。これにより、帰宅した乗客たちの中に新型コロナウイルス感染者がいる場合は、地域の拡散が懸念されるという批判が出ている。
日本政府は遅ればせながらこれら乗客の検査に着手した。加藤厚労相は「(今回のミスを)深く反省したい。同じことが起こらないよう徹底的にしたい」と謝罪した。
ひとこと
そもそも、乗船客に日本人が多くいたとしても運行会社が米国企業であり、米国の責任の下で対応してもらう必要があり、日本への上陸は拒否すべきであった。
甘い政府の対応がこうした事態を生みだしたが、全て米国トランプ政権や中国の習きんぺん政府への忖度が度を越した結果であり、問題だ。
また、マスコミの取材で乗船客の取材をしているが、感染者がまだ発病していない保菌者への取材であれば、記者などが感染し、国内艦船を広げるリスクが高いがマスコミ各社は取材記者の管理は適切に行っているのかも疑問だ。
マスコミも、米国企業への責任追及や対応の遅さなどの追及は出来ていない。
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