トランプの失政に批判が集まる動き
米国東部時間28日午後6時2分現在、米国で確認された新型肺炎感染者は12万1117人、死亡者2010人となっている。
新たに確認された感染者数は一日だけで2万人を超えた。
ジョンズ・ホプキンス大学感染症リアルタイム観測システムの統計で、一日で新たに確認された感染者数が一万人を超える状況は、すでに5日間連続しているという。
ウイルスの感染拡大の速さの根本的な原因として一つ目は、米国の
感染症予防・抑制の中枢システム
がトランプ氏の指示で解散されたことが大きいとの指摘から批判が広がっている。
トランプ大統領は米国国家安全保障会議全世界衛生安全及び生物防衛事務所を2018年5月に解散させたことで、今のコロナウイルスへの対応力が欠落してしまったという。
二つ目は、複数の医療衛生部門の資金を削減したため、その運営維持が経済的な困難に陥ったということ。
米国のフォーリン・ポリシー誌は、2018年からトランプ政権は
医療衛生面の支出を150億ドル削減
したほか、米国疾病管理予防センター(CDC)などの予算も削減したと伝えた。
三つ目は、トランプ政府の対応が後手に回り
医療資源が欠如
していることだと指摘した。
CNNでは、「トランプ大統領は医療物資の欠如や新型肺炎の感染拡大防止への対応不足に対して、直接的に責任を負うべきだ」と批判した。
現在、人工呼吸器の不足によって、ニューヨーク市の病院を崩壊の瀬戸際に追い込まれている状況で、今後その危機はさらにワシントンなどの地区へと広がっていくと予測されている。
ひとこと
トランプ大統領の無脳ぶりへの批判が広がっており、次期大統領の芽は既に無いようだ。
トランプの意のままに動き、政権をサポートし続けた日本の安倍政権への風当たりは今後強まることは当然視される状況になっており、愚かな思考で黒を白と主張する姿勢は次期米国政権から強い批判が湧きおる可能性が高い。
スキャンダルが連続的に出てくる可能性が高いため、忖度官僚の淘汰も起こることになるだろう。
政治家が愚民の意のままに動く社会が問題であり、修正軌道は早急に実施すべき事態だ。
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