一段の行動に前向き
米国セントルイス地区連銀の
ブラード総裁
は6日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、3日に実施した0.5ポイントの緊急利下げに言及し、「われわれが知っていた情報を踏まえ、政策金利を適正な水準に設定した」と発言した。
また、「すべてが協議のテーブルにある。一段の行動に前向きだ。しかし、状況を注意深く見守っている。会合の開催はいつでも可能だ」と続けた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から米経済を守るために必要ならば、米金融当局は再び行動する用意があると述べた。
市場では現在、米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月17-18両日の定例会合で少なくとも0.5ポイントの追加利下げに踏み切ると予想されている。
ブラード氏は「その特定の日に過度に注目してほしくない。定例会合日程の間でも行動できることをFOMCは、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は既に示した」と指摘した。
「3月会合の段階になり、その日に行動したくなければ、それはそれで全く問題ない。しかし、その後の10日間に状況が悪化した場合は、その時点で行動すると決定するかもしれない」と続けた。
中国が安定化しつつある兆しに勇気づけられているとし、同国経済は第2四半期(4-6月)に「盛り返す」可能性があるとも述べた。
さらに、「成長への下振れリスクはある」とし、「市場は最悪のシナリオを織り込みつつあるようだ」と語った。
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