原油市場は価格戦争に突入
サウジアラビアは、ロシアとの価格戦争における自国の立場を堅持している。
原油生産の削減についても、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の参加国拡大に関しても、ロシアとやり取りはしていないと27日に表明した。
サウジのエネルギー省は、同国とロシアが外交協議を模索しているとの観測を打ち消すコメントを行った。
この数時間前、ロシアのソローキン・エネルギー次官は、OPECプラスだけで市場の需給バランスを取り戻すことはできないだろうと指摘、「さらに多くの国が需給の再均衡に参加するべきだ」と述べていた。
これにより、両国が長期の価格戦争に備えていることが示唆された。
サウジのエネルギー省は声明で、「サウジアラビアとロシアのエネルギー担当相の間で、OPECプラス参加国を増やすことを巡ってこれまでにやり取りは一切ないほか、原油市場の均衡化に向けた共同見解に関する協議もない」と説明した。
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