リーマンショック以上の信用不安が起きるリスクを抱え込み可能性
鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は、この先、3か月後の経済状況の指標とも言われるものだが、2月11日に411ポイントと9月初めから83%以上下落した。
バルチック海運指数は、米国と中国が貿易戦争を終結させ、国際貿易が拡大を続けるとの楽観論が高まり、2019年9月4日に2518ポイントという9年間での最高値を記録したが
貿易休戦の遅れ
コロナウイルスの大流行
で、グローバル化したサプライチェーンは壊滅的な打撃を受ける寸前にあると見られ、リーマンショック直前の指標の急落に似ている。
世界のコンテナ輸送量の約1/3は、中国の港を経由している。
ひとこと
リーマンショックが起きた背景はサブプライムローンを組み込んだ金融派生商品の急落で信用不安が止めれなかったことが背景にある。
今回も、金融緩和に動いいており莫大な資金が市場に流れ込む動きに見える。
この資金の信用を維持するために無理な政策でしのごうとしているものの、リスクの先送りをしたに過ぎない。
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