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2020年3月10日 (火)

正義のはきちがい

 

 米国の船会社カーニバル所有している「ダイヤモンド・プリンセス」は公開上を運行中に乗船客がコロナウィルスに関せんっしていることが判明したため、米国政府への日本政府による忖度なのか、横浜港に入港させたうえで集団感染が判明し、コロナウィルスの感染被害の多くを出し、対応も外国船舶であったため対応も制限されたが、一方的な日本のマスコミの報道で悪人に仕立て上げられた観もある。
 
 こうした報道姿勢は背景に、戦後のGHQによる情報統制の影響が色濃く見られるもので、謀略的な情報のコントロールが今も続いているようだ。
 人道的な見地との主張なのか、乗船客に日本人が多いといったことなのか判断は出来ないが、本来であれば船舶運行会社のカーニバルが責任を持って対応すべきだが、対応についての報道は皆無という事実を認識しておく必要がある。
 
 サンフランシスコ沖合に停泊しているクルーズ船「グランド・プリンセス」もカーニバルの運行である。
 先月「グランド・プリンセス」に乗船した客の1人が新型ウイルスで死亡したことが分かり、「グランド・プリンセス」にヘリコプターで検査キットが運び込まれた。
 
 サンフランシスコ当局によると、35人に発熱などの症状がみられたが、一部の人は症状が治まったという。日本人の乗客・乗員計4人がいるという。

 

ひとこと
 
 この「グランド・プリンセス」は入港先であったメキシコから寄港を拒否され、サンフランシスコに向かったものである。
 同様に、「ダイヤモンド・プリンセス」も日本政府は入港を拒否して、米国領のグアムに向かわせるべきであったが、どうして横浜港に入港させたのか疑念がある。
 
 政治的判断であれば問題であり、エボラであったとしても同じ行動を取りかねない。
 こうした偏った判断をする背景をマスコミは取材して報道すべきだが、幼稚なお遊戯のごとき報道番組が多く末期的なニュースであきらかにできないのも現実だ。
 
 論点のすり替えが繰り返し行われ、国会で事実を追及する野党の素行も悪く、能力も低い。
 
 社会秩序の混乱が拡大した先には大きな揺り戻しが起きかねない危機的状況でもある。
 戦後、「かわいそう」という理論が最優先され少数の権益確保に大多数の国民の資産が簒奪されるなどの横暴が民主主義では修正不可能な状況となっており、極端な右傾化も現実となるのも止むを得ない選択と考える国民が増えるだろう。

 

   

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