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2020年4月 4日 (土)

新型コロナ肺炎は通常呼吸でも伝染の可能性

 

 米国の科学者らから
   新型コロナウイルス
が通常の呼吸や会話を通じて伝染する可能性があるとの見解が出されている。
 
 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の
   アンソニー・ファウチ所長
は3日、FOXニュースの取材で
   マスク着用のガイドライン
を変更する理由として、「新型ウイルスはせきやくしゃみだけでなく、会話をしただけでも伝染するという最新の情報がある」と指摘した。

 現在の公式ガイドラインでは、顔を覆う必要があるのは
   罹患した人々
と、自宅でその看病をする人々のみとされている。

 
 米国科学アカデミー(NAS)は1日、マスク着用の問題に関する最近の研究結果をまとめた書簡をホワイトハウスに送付し、その中で、最終的な結論はまだ出ていないものの、「現在入手可能な研究結果は、通常呼吸によるウイルスのエーロゾル(エアロゾル)化と整合性がある」と説明した。

 

 米国の保健当局はこれまで、新型コロナウイルスの主な感染経路は
   感染者のくしゃみやせき
により出る直径1ミリ程度の飛沫だとしていたが、この飛沫は直ちに約1メートル先へと落下するため距離を持てば感染が防げるという主張であった。

 しかし、感染者が息を吐いた際にウイルスが超微細な
   霧状の粒子「エーロゾル」
となって浮遊することが可能となっており、ウイルスの拡散阻止がより困難となる。
 
 このため、顔を覆う必要性を裏付けることとなると指摘し、マスクを着用する有効性が確認されつつある。
 
  

   

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