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2020年4月10日 (金)

北朝鮮 最高人民会議を開催?

 

 最高人民会議は北朝鮮の憲法上の最高主権機関で、毎年4月ごろに開かれ、憲法・法律改正など国家政策の基本原則策定、主要国家機関の人事、予算案の承認などを行う。通常は年1回開催だが、2回の年もある。

 

 北朝鮮は今年初めに
   「経済の正面突破戦」
を宣言したが
   新型コロナウイルス
の感染の拡大の影響で経済難がより深化している。
 
 今回の最高人民会議ではまず、この状況を打開するための経済けん引策が示される見通し。

 

 国連安保理が北朝鮮の核兵器開発などへの国際社会による対北朝鮮制裁が実施されているが、こうした措置が中朝国境閉鎖で密貿易が一時的に遮断させたことで北朝鮮国内に置ける物資も不足感が強まったうえ、コロナ肺炎の拡大が諜報網に情報として察知され、2月の時点で兵士にも180名が感染し死亡したと言うことが流れた。
 
 表面上は長引き輸出入ルートの大半が断たれている上に新型コロナウイルスも重なり、妙案を打ち出すのは難しいとの見方が強い。
 
 そのため、自力更生を重ねて強調しながら、内部のあらゆる資源を総動員しようと呼び掛ける新味のない対策を示すにとどまると見られる

 新型コロナウイルスに関しては、今年の保健分野の予算を大幅に増額する見通しだ。

 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が出席する可能性も一部で取り沙汰されている。
 
 ただ、金委員長は昨年3月に実施された最高人民会議の代議員選挙に立候補せず、代議員に就いていない。
 こうしたことから、特別なことがない限り出席しないと予想されている。

 会議前日には金委員長の主宰で党政治局会議などを開き、主な案件を議論する可能性はある。
 実際、北朝鮮は金正恩体制になってから、実質的な意思決定機関である朝鮮労働党で事前に主要案件を議論し、代議機関と位置付ける最高人民会議に提出する形を取ってきた。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの感染がないといっているものの、感染が疑われる代議員は会議に出席させないと予想されると見られる。
 代議員は全国から選出された687人。
 
 
ひとこと
 
 中国全人代が国内でに感染拡大名目で開催を延期したが、実際には開催した場合に習近平の対応に対して強い批判が起こり、権力を取り上げられるリスクがあったためだろう。
 
 
    

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