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2020年4月 5日 (日)

大規模伝世病への対処

 

 中国共産党機関紙人民日報の国際版「環球時報」は
   マスク文化
に対する態度の違いが、東アジアと西洋との新型コロナウイルス感染拡大の明暗を分けたと指摘する沖縄大学教授の
   劉剛(リウ・ガン)氏
の評論記事を掲載した。

 この評論では新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大して以降「果たしてマスクを装着すべきか」が議論のテーマとなっていると指摘し、特に西洋の人びとはマスクを進んで着けようとする東アジア市民とは異なった考え方を持っていると続けた。
 
 そのため、なかなかマスク着用が定着しなかったため、今回の騒動からは、西洋文化における一部の人の固執、執着といった問題が見られると説明した。

 欧米諸国では、伝統的な西洋文化の影響によりマスクをすることが
   タブー視
されており、20世紀の始め、さらにはそれ以前に発生した
   大規模な伝染病
により多くの命が奪われたが、その苦痛に満ちた歴史の中で、多くの西洋人は「マスクをすることはウイルスの感染爆発を認めることになり、社会にパニックが起こる」という観念を抱くに至ったという。
 この認識を変えることは、決して容易ではないと続けた。

 症状の出ない感染者が多く存在するという新たな認識が広がり、東アジアでは公共の場でのマスク着用措置が一層強化されたことで発生が抑制されており、感染が拡大した欧米諸国でもようやくマスクに対する認識が少しずつ変わってきたとしている。

  

   

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