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2020年4月23日 (木)

運用資産が感染拡大に伴う金融市場の混乱で急減

 

 資産運用最大手の米国の
   ブラックロック
の運用資産が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場の混乱で急減した。
 
 16日に発表した2020年1~3月期決算では、運用資産総額が3月末時点で
   6.4兆ドル(約689兆円)
と、過去最高だった2019年末の7.4兆ドルから約1兆ドル減った。
 
 コロナ危機の広がりに伴い、株式などの金融資産価値が大幅に減少したのが響いた模様だ。
 
 運用資産総額は19年3月末(6.5兆ドル)と比べると1%減少した。
 20年1~3月期の純利益は8億ドルと前年同期比23%の減少となった。
 1株利益は5.15ドル(前年同期は6.61ドル)だった。
 
 運用資産の縮小や投資からの損失が収益を圧迫した。

 株式相場の急落など金融市場の混乱を受けて、機関投資家や個人投資家からの資金流出が加速した。
 ただ、上場投資信託(ETF)などへの資金流入が相殺して、収入は37億ドルと11%増加した。
 広範な金融商品をそろえ、投資家に分散投資を可能にしたことが奏功した。

 資金流入額は、代表的なETFであるiシェーアズが138億ドル、「キャッシュ・マネジメント」と呼ばれる現金に準じる金融資産は525億ドルに達した。
 
 これらが他の金融商品からの資金流出を相殺し、全体の資金は350億ドルの純流入だった。

  
    

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