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2020年4月29日 (水)

北朝鮮内部で体制崩壊の兆し

 
 米国大手メディアCNNが21日、金正恩の術後経過が悪く重体になっていると報じて以降、各国メディアには金正恩氏の健康状態を巡って様々な情報が飛び交っている。

 中国からは死亡説まで出ている。
 
 ロイターは北京発で、「中国は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長についての助言を行うため、医療専門家や高官を北朝鮮に送った」と報じた。
 また、医療専門家らが出発したのは23日で、重体説などが出た後のことで、金正恩氏の健康問題と結びつける向きが多い。

 
 親北朝鮮政策をすすめる韓国政府は、国内向けに金正恩氏は健在で東海岸の元山(ウォンサン)に滞在中だと自信満々に説明した。

 ただ、北朝鮮の体制で最重要な日とされる15日の祖父の誕生日に姿を現さなかったことから金正恩氏は平壌を留守にしていることは明らかだ。


 ただ、金正恩が不在の平壌では「買い占め騒動」が発生し混乱が起きているとの情報が出ていることに注目する必要がある。
 
 新型コロナウイルス対策で中朝間の国境封鎖が厳格化され、輸入商品の輸入が規制された影響と最近は治安が悪化しているとの情報も伝わっており体制崩壊が保衛部が監視する首都で起き始めたようだ。
 

 

 平壌の諜報網からの24日の韓国のデイリーNK情報によると「党中央と内閣の共同決定書が通知されて以降、物価が上がり続けており、買い占めに走る人が出ている」という。
 
 また、この情報筋によれば、平壌で買い占め現象が現れ始め、各種店舗で販売されている輸入食品や調味料、電子製品の価格が大幅に上がっているのは党中央委員会と内閣は17日、国家経済に優先的に必要でない物品の輸入を縮小することを盛り込んだ共同決定書を全国に通知したためと見られる。

 平壌では最近、これ以前にも2回にわたり買い占めが発生した。
 最初は、新型コロナウイルス対策で国境が封鎖された直後。
 
 北朝鮮国内の人々には海外で流れている金正恩氏の「重体説」や「死亡説」はまだ届いていないものの時間の問題で、情報が国民の耳に入れば、混乱に拍車が掛かるだろう。

  

  

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