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2020年4月 7日 (火)

米国経済は地獄を見そうな状況

 

 イエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は6日、CNBCとのインタビューで、米新規失業保険申請件数が3月28日までの2週間で計1000万件近くに達したことについて
   「極めて衝撃的」な数字
であり、失業率が恐らく12-13%程度の水準にあって、もっと悪化することを示唆していると指摘した。
 
 4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)は年率ベースで少なくとも30%の落ち込みとなる恐れがあると語った。

 米国の経済データが大恐慌以降は見たことのない水準に落ち込む恐れがあると指摘した。
 一方、新型コロナウイルスのパンデミック以前の米経済の力強さを踏まえれば、先行きの回復に向けて良好な態勢にあるとの認識を示した。


 イエレン氏は失業率は一時的に恐慌時の水準に達するかもしれないが、この状況は大恐慌や2009年とその後に経験したリセッションとは大いに異なると指摘した。 
 
 その上で、急速な回復のための鍵となるのは、経済活動の停止中も確実に人々の所得を引き続きサポートし、雇用を維持することだと話した。

 また、多くの人々が想定するように、経済活動が6月に再開され始め、夏までにもっと通常の状態に戻れることができれば「V字回復」は可能と考えられ、それが「最良のシナリオ」だとしつつも、「もっと悪い結果となることを懸念している」と述べた。
 

 
ひとこと

 甘い経済テコ入れでは日本経済は立ち折れない水準まで急速に悪化しかなない状況を理解していない政権が一番問題だろう。

 緊急対策における説明もだらだらと官僚が作った作文を読んでいるだけで中身が無いのと同じく、経済対策も小手先だけのもので私かなくリーダーシップが全くない状況だ。

 やはり阿呆な政権では不幸の直撃を日本国民が受ける状況にあり、五輪開催と日本国民の安全、安心、健康を天秤に掛けられた状況で、優先順位が私利私欲に走ったものでしかない。

 

    

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