« 裏付けとなる証拠の入手は難しい | トップページ | 宣言延長の判断基準が杜撰ではないのか? »

2020年5月 4日 (月)

北朝鮮の金正恩の公開活動が報道された。

 

 北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩党委員長が1日、
   順川リン酸肥料生産工場
の竣工式に出席したと報じた。
 
 金正恩氏の公開活動が伝えられるのは20日ぶりのこと。
 
 この間に飛び交った「死亡説」は誤りだったことになるが、一方で、健康に何らかの問題が生じたのではないかとの疑いがある。

 
 朝鮮中央テレビが2日に公開した肥料工場竣工式での金正恩氏の映像では、右手首に手術婚のようなものが見える。
 
 この間に心血管疾患の手術を受けていた可能性が高まった。

 
 北朝鮮内部ではこの間、全国各地の党・行政機関に対する金正恩氏からの指示が途絶え、4月29日になって久しぶりに下された。
 その内容の変化が現場幹部らの懸念が広がっているようだ。

 従来は毎週水曜日か木曜日、各地域の党・行政機関に対して金正恩氏の名義による「方針」が通達されていた。
 それが十数日間にわたり途絶えていた。

 29日になって久しぶりに伝えられた「方針」では、それまでと構成や中身が異なっていた。
 現場では「元帥様(金正恩氏)に何かあったのではないか」との疑念が持ち上がっているという。

 従来の「方針」は7項目以上で構成され、金正恩氏が雲隠れする直前の9日に伝えられた「方針」は10項目からなっていたという。
 ただ、29日の「方針」は内容もなく「平壌総合病院建設への支援の強調」「軍民一体化の運動活性化」「農業部門での適期の播種」といった、従来から言ってきたことを繰り返しただけだった。

 金正恩氏名義のこの種の通達では、金正恩氏の言葉をカギカッコ付で引用しており、何月何日の発言かが明記され
   「お言葉」の引用
がひとつもなかったという。

 また、下部機関から提起された問題について、金正恩氏が解決策を示す形の項目もなかったと続けた。

 北朝鮮の内部事情に詳しい脱北幹部からは、「最高指導者の『お言葉』をねつ造することは決して許されない。つまりは本当に言及がなかったのだろう」と指摘した。

 この「方針」を伝えられた幹部たちは
   不自然なもの
を感じながらも、それを金正恩氏の健康問題と結びつけることは保身の上からも避けたと見られる。
  
 
ひとこと
 
 替え玉を使っているのかどうかは不明だ。
 肉声が出れば過去の情報との比較も可能だ。
 DNAサンプルが入手できればなお確実だが、情報機関が入手したとしても諜報網の存在を明らかにしてしまうため、情報は出せないだろう。
 
 
   

« 裏付けとなる証拠の入手は難しい | トップページ | 宣言延長の判断基準が杜撰ではないのか? »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 裏付けとなる証拠の入手は難しい | トップページ | 宣言延長の判断基準が杜撰ではないのか? »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ