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2020年5月 6日 (水)

コロナウィルスが脳梗塞を引き起こす

 

 米国ニューヨーク市のマウントサイナイ医科大学の研究グループは、脳の血管が詰まって機能障害が起こる脳梗塞を発症した5人を調べたところ、全員が新型コロナウイルスに感染していることがわかったとの研究結果が米国の医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に報告として掲載された。
 
 感染によって血の固まり「血栓」ができやすくなったことが原因の疑いが強いとする報告をまとめた。
 
 この報告で、ことし3月23日から先月7日までの2週間に
   脳梗塞
と診断した33歳から49歳までの男女5人を検査したところ、全員が
   新型コロナウイルス
に感染していることがわかったという。
 これまで脳梗塞は再発が多いことが知られている。
 このうち再発は1人だけで、5人のうち4人はその後も治療やリハビリが必要な状態になったとのこと。

 

 新型コロナウイルスは
   心臓や肺の血管の細胞に侵入
して、炎症などを起こし、血栓ができやすい状態になることがわかっている。
 研究グループは、これが脳梗塞の原因になった疑いが強いと判断したという。

 

 研究グループの重松朋芳助教はメディアの取材で「新型コロナウイルスの患者が重症化する原因の一つは血栓にあることがわかってきている。脳梗塞は早く治療することが大事なので、比較的若くても手足のしびれやことばが出ないなどの異常を感じたら、すぐに受診してほしい」と呼びかけた。

 

   

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