優先順位の価値判断が出来ない政治家では話にもならない
安倍晋三首相は14日のインターネット番組で、米国企業が開発を進める
新型コロナウイルスのワクチン
について「すごく早ければ年末に接種できるようになるかもしれない。日本も確保できるよう交渉している」と語った。
このワクチンが体質や遺伝子のことなる日本人に問題なく効果があるのかどうかの検証なしで交渉するのは、タミフルを認めた時と同じ構図にも見え胡散臭さを感じさせるものだ。
タミフルの時は製造メーカーの大株主が米国ブッシュ政権のラムズフェルドであった様なもので、金を貢ぐ構図そのものだった。
今度は?
夏は気温が高まりウイルスの感染力が弱まるという見方についての質問には「夏になったからと言って安心できない」と感染予防を怠らないよう官僚の作文に沿って訴えた。
また、医師会の権益強化もあるようで、引き続き医療提供体制や検査体制を拡充させる方針を示した。
政府が開発中の感染者と接触した可能性を通知するスマートフォンアプリは「今週中のリリースを目指して開発の最終段階に入っている」と説明した。
経済対策に盛った持続化給付金などに関する
事務委託費
を巡っては「費用は実費精算だ。事業に関わる実費が発生しない限り支払わない」と強調し、恣意的な使用の道を残した形だ。
ひとこと
信頼性のない政治家の戯言でしかない。
天下国家の問題より私的事項を優先させている政治家は百害あって一利なしだろう。
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