3月安値から時価総額を21兆ドル(約2260兆円)相当回復
世界の株式市場は、3月安値から21兆ドル(約2260兆円)相当の時価総額を取り戻した。
高揚感に包まれる暇もなく早くもフロス(細かなバブル)が泡立ち始めている。
コロナ感染症の拡大が欧米諸国の経済活動を停止させた反動から、買いが強まるなか、今の快進撃が弱気相場の中での一時的な反発にすぎず、いずれ失速するのかどうかが議論の的となってきた。
世界の株式相場は、中国外で新型コロナウイルスの感染が急速に広がり始めた2月の水準に回復したところ。
新興市場国と先進国の株価指数であるMSCI・ACWI指数は、3月安値から42%戻した。
また、来年の利益見通しに基づく同指数の株価収益率(PER)は現在20倍と、2002年以来の割高水準にある。
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