経済統計の織り込み具合で、逃げ足は速い
米国では来週22日に5月の中古住宅販売、23日に新築住宅販売、25日に耐久財受注に関する統計が明らかにされる。
事前予想では中古住宅が前月比4.2%減(前回は18%減)、新築住宅が1.1%増(同0.6%増)、耐久財受注が12%増(同18%減)と前回より改善傾向を示す見込みだ。
ただ、米国株は景気底入れ期待で急速な戻りを示した後で織り込み済みなため、新型コロナウイルスの感染第2波への警戒がなお残る中で指標改善ペースが期待ほどではないと受け止められれば大きく売りが出かねない。
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