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2020年7月14日 (火)

恐怖心が消えつつあるようだ

 

 

 米国政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は今月6日、1日に10台ほどのトラックが中国から北朝鮮に入っていると伝えたが、諜報網からの情報ではこのトラックに積まれているのは輸入品ではなく緊急物資だと伝えた。
 緊急物資の搬入は今年3月から伝えられている。
 
 北朝鮮政府の承認の下で、性能の高い
   韓国製のマスク
が「密輸」された事例もあるが、これら物資の輸送に使われるトラックはすべて中国のものだという。
 
 中国丹東市の元職員からの情報として、北朝鮮は「緊急物資は自国のトラックに積ませてほしい」と中国に要請したが、拒否されたとの情報が出ており、先月12日に平安北道(ピョンアンブクト)人民委員会(道庁)幹部が丹東市政府を訪れた際に行った提案という。
 
 物資を満載した中国のトラックは、国境にかかる橋を渡り北朝鮮に到着すると、すぐさま橋のたもとにある保税倉庫で、北朝鮮側の人員が荷降ろしを行い、中国人ドライバーは車から一切降りることなく中国に戻っていくという。
 
 そこで北朝鮮は自国のトラックを使って同じようにやらせてほしいと中国に持ちかけたが、中国側の保税倉庫は橋から30キロも離れたところにあり、北朝鮮政府が「自国では新型コロナウイルス感染者は一人も出ていない」との主張を変えていないため、中国は内部情報でコロナ感染が手に負えない状況で蔓延していることを確認しており「ウイルスに汚染されたトラックが市内を頻繁に走ることになる」と判断して中国国境地帯にコロナが蔓延するおそれがあるため拒否したようだ。

 

 北朝鮮は主にコストの問題から自国のトラックを使いたいようだ。
 現在の中国の規則では、海外から帰国した者は無条件で14日間隔離されることになっている。たとえ川の向こう岸の人の顔が見えるほど近い場所であっても海外であり、北朝鮮を往復したドライバーは14日もの間、働けないため、25トントラック1台あたりの往復運賃は、1万5000元(約23万円)という。
 
 北朝鮮のドライバーを使うと、運賃は3分の1から4分の1で済むため、運搬方法の変更を申し出ているのだとのこと。
 
 外貨事情が逼迫している北朝鮮として1日10台が使われれ週末以外毎日行き来すると運送費だけで月に300万元(約4585万円)に達するため痛い出費となっているという。
 
    
ひとこと
 
 軍内部の閉鎖的な環境でコロナ感染が拡大しており、栄養状態が悪いため被害が拡大し軍事力も低下し続けているようだ。
 北朝鮮内部の監視組織である保衛部門も恫喝や恐怖心で体制を維持する手法も、コロナ感染の拡大で抵抗し暴力的な対応が増えており、鎮圧する軍隊の力も低下してきているため、支配力の崩壊が拡大していると見られる。
  

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