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2020年7月 8日 (水)

誰も褒めない行為を自画自賛する姿は哀れそのもの

 
 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は4日、2017年に行った弾道ミサイル「火星14」型の発射実験成功を讃える社説を掲載した。
 
 これは朝鮮中央通信が伝えたものだが、韓国同様に自画自賛し成果を誇張して、嘘を信じて酔っているようなものだ。

 北朝鮮は2017年7月4日、弾道ミサイル「火星14」型の発射実験を行った。
 ミサイルは40分間飛行し、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

 同紙では、「火星14」型の実験成功について「7・4革命」とし、「五千年の民族史に特記すべき大きな出来事であり、朝鮮の発展行路に輝かしいページを記した大勝利である」と意味不明の言葉の羅列を行った。

 また、全人民が国防科学戦士たちの創造精神、闘争気風をしっかり具現しなければならない。われわれの方式で、これがチュチェ思想の祖国で住む全人民の創造観点、闘争気概にならなければならないとも主張したが、現状の経済悪化の元凶も美辞麗句で塗色され真実を理解する能力もないことを露呈したものだ。

 そのうえで、チュチェ朝鮮の剛勇な気概と英雄的人民の英知と本領を力強く誇示し、社会主義強国の建設を加速させようと強調した。
 
 
ひとこと
 
 思考能力の低さは南北同じであり、成果の水増し美辞麗句で飾り立てるのも同様だが、批判する勢力に対する罵詈雑言で罵倒するのも変わらない卑しさを感じさせる記事でしかない。
 
    

  

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