国境を跨ぐ資本の流れで置き場を変えているだけともいえる
スイスの銀行UBSグループの
アクセル・ウェーバー会長
が、米銀に対抗できるような巨大銀行を大型合併で欧州につくり出すという長年の計画を再開させつつあると部外秘の内容だとして匿名でメディアの取材で明らかにした。
この関係者によると、ウェーバー会長は合併相手の候補として国内の競合である
クレディ・スイス・グループ
のほか
ドイツ銀行
やフランスの
BNPパリバ など
をリストアップしており、ドイツ銀行との合併を最も好ましい部類とウェーバー会長は考えているという。
ウェーバー会長は過去数日にスイスで開かれた同行の年次戦略会議で他の幹部らと構想を練ったと続けた。
UBSとドイツ銀は2019年に経営統合を一時模索したことがあると、ブルームバーグ・ニュースは当時報じていた。
この事情に詳しい関係者1人が今週語ったところでは、ドイツ銀行にとってUBSは中期的に望ましい選択肢ではあるが、ドイツ銀のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)はまずは株価を押し上げたいとの考え。
昨年の協議も両行の価値を巡って折り合わず、打ち切りになったという。
UBSの時価総額は425億スイス・フラン(約4兆8800億円)で、ドイツ銀のほぼ3倍に達する。
ひとこと
銀行自体は全てがユダヤ資本の影響下にあるもので、ロスチャイルで系金融機関の中での資本移動でしかないといった見方もある。
産業革命時にどいるフランクフルトの金融機関であるロスチャイルドの子息がロンドンに拠点を設け、植民地時代に莫大な資産を作り出すきっかけはナポレオン戦争のワーテルローの戦いの情報の独占がひとつのきっかけだ。
表面的な動きと背後にある資本の組み合わせで資産の移動を繰り返してきた一族の意思決定なのだろう。
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