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2020年9月 7日 (月)

自由を封殺する中国

 

 中国政府の意のままに動き始めている香港では6日、この日予定されていた
   立法会(議会)選挙の延期
に抗議する民主派の集会が行われ、参加者約300人が警察に逮捕された。

 立法会選は香港市民が投票を行うことができる数少ない機会の一つ。

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に香港政府トップ
   林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官
は選挙を1年延期したことで、反政府感情の高まりに乗じたい民主派野党の怒りを招いている。

 投票が行われるはずだった6日に合わせ、インターネット上ではフラッシュモブによる抗議行動が呼び掛けられていた。

 ただ、これを阻止するために九龍(Kowloon)地区には数百人の機動隊が投入された。

 警官はデモ参加者らに職務質問を行ったり、群衆に解散を命じた。
 デモ隊は警官らに向かって「投票の機会を返せ!」「腐敗警官!」などと叫んだ。

 
 警察はフェイスブック(Facebook)で、違法な集会を行った疑いなどで少なくとも289人を逮捕したと発表した。
 また、独立を求めるスローガンを叫んだとして、女性1人が香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕された。

 さらに、抗議デモが行われる数時間前には、民主派活動家でラジオ番組のDJ
   譚得志(タム・タクチ、Tam Tak-chi)氏
が「扇動的な言葉」を発したとして警察が新たに設置した公安部隊に逮捕された。

 
ひとこと

 共産主義国家である中国の本質は国民に自由を与えず、与えたとしても共産主義体制を維持するための限定的なものでしかない。

国民は常に監視の対象となっており、監視する公安当局の要因が国民の1割を占めなければ維持できない異様な制度だ。

 日本の野党政治家からこうした香港の政治情勢を懸念する発言が無いこと自体が問題であり、人権や平和などをいくら主張しても中国政府の工作を受けている背景を感じさせるものだ。

 

  

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