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2020年10月 8日 (木)

事実は広く知ることが重要

 

 中国メディアの百家号は4日、明治維新をきっかけに近代国家として歩み始めた日本に対し、清王朝ではいち早く
   洋務運動
が起きたものの、近代化に成功することはなく、滅亡の道を辿ったことに対し「日本はどのようにして弱者から強者への変身を遂げたのか」と問いかけ、日本と西洋諸国、特に英国との関係性から分析した記事を掲載した。

 寺子屋で学ぶ日本国民が多数おり識字率がもともと高かった日本は明治維新後に西洋から文化や技術などありとあらゆることを徹底的に学ぶことが出来た。
 
 近代化に成功したうえ「白人以外の国として初めて列強の仲間入りを果たした」と紹介した。
 
 日本の発展には英国が大きく寄与したと指摘した。
 
 当初は日本を軽蔑していた英国は、譲位派による襲撃「生麦事件」で英国人死者を出したことに続き、薩英戦争で薩摩藩は古い武器で勇敢に戦い、英国は思いがけず60人以上の死者を出した。
 
 このため、日本に対する見方を改めるようになったと指摘した。
 その後、長州藩との下関戦争での長州の勇敢さにも列強各国は驚かされたと伝えた。

 こうした日本の強い抵抗のため、日本は武力で抑えこむより手を組んだほうが良いと英国は判断したと記事では分析した。
 
 植民地政策の典型手法を駆使し薩長を支援して内乱を起こさせ、倒幕を利用し抵抗勢力を消し去る目論見もあり、自らの利益のために日本に手を差し伸べた。
 
 内乱による戦力の消耗も、徳川幕府が体制訪韓したことで思惑通りに戦力を殺ぐことも出来ず、そのおかげもあり、日本は明治維新で徹底的な変化を遂げた。
 
 戦国時代から江戸期における日本の鉱業生産力や火器弾薬類、戦闘員の数は世界最大級であり、鎖国政策がなければ西欧諸国以上に植民地の確保が出来たとの指摘もある。
 
 蒸気機関の開発で地下資源の確保が容易となった西欧から見れば「資源の乏しい遅れた島国」も西欧式の鉱業力と技術革新により「東洋の獅子になった」旨伝えている。

 日本は米国のルーズベルトが仕掛けた罠にはまり、第2次世界大戦に引きずり込まれたうえ敗戦したが、それでも戦後の廃墟からわずか23年で世界第2位の経済大国となるまでの「奇跡的な復興を果たした」と記事は紹介している。

 バブル経済とその後の崩壊を経験したが、ユダヤ資本による資金の略奪が行われたともいえる失われた20年といわれる時期に製造業重視にシフトチェンジしたものの日本銀行の為替政策が国賊的な低金利により、欧米国際資本への資金提供となった。
 
 見かけ上は「国際競争におけるアジアの誇り」に返り咲いたが資本の支配力は奪われており、日本人が奴隷化していく流れが郵政民営化や規制緩和などメディアの情報工作で強化されてしまった。

 記事は最後に、日本経済の成功は「1に教育、2に教育、3に教育のおかげ」と分析した。
 
 江戸時代の寺小屋から始まり、日本は貧しかった戦後の時期でさえ常に教育には惜しみなく投資してきたと称賛した。
 
 日本がかつて学んだ英国、ドイツ、中国の唐や清のどの国も日本の教育重視には敵わないと締めくくった。
 
 ただ、情報の統制による日本の国益を害する動きを知らせないメディアの姿勢は極めて悪質な問題とも言える。
 
  

  

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