中国内でトウモロコシ価格が急騰
米中貿易戦争や新型コロナ肺炎の拡大、台風の影響を受けて中国の
トウモロコシ価格
が上昇している。
トウモロコシの平均スポット市場価格は4年ぶりに上昇し、国家穀物倉庫の
トウモロコシの備蓄がない
ため価格の上昇を招いており、飼料用作物トウモロコシとトウモロコシ加工品の価格までも上昇し
「連鎖反応」
が起きて物価指数の上昇も起きているという。
中国の飼料産業情報網が発表したデータによると、今年の10月初めの連休が明けてからトウモロコシのスポット価格が1トン当たり2600元(約4万円)を上回り、4年ぶりの高値を更新した。
2017年の安値と比較すると上昇率は62%で、1トン当たり1000元(約15000円)増加した。
中国の国家穀物倉庫の作業員は、中国は米国からトウモロコシ1000万トンを輸入する予定。
ただ、早くとも到着までに半年かかることから急場に間に合わないため、短期的に国内のトウモロコシ価格が下がることはないとの見方が強い。
« 分社化が吉と出るかどうか | トップページ | クルーズ船の段階的な運航再開の枠組み »
「タイムライン」カテゴリの記事
- 変異種への効果は?(2021.03.28)
- リスクオン?(2021.03.25)
- 五輪開催最優先 フランスの新型コロナはPCR検査で検出できないとのを流さないマスコミ(2021.03.22)
- 「後手後手」と批判(2021.03.17)
- 国民を実験台にする政権(2021.02.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント