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2020年10月 6日 (火)

無責任な行動に批判

 

 米大統領ドナルド・トランプ氏の主治医ショーン・コンリー氏は
   大統領の酸素吸入
について誤解を招く発言をしたことを記者会見で認めた。
 
 これまでのトランプ氏の新型コロナウイルス感染を巡っての説明ではつじつまが合わずに混乱を招く情報が錯綜している。


 主治医のショーン・コンリー氏は4日、大統領が2日に酸素補給を受けたと記者団に説明したが、3日には2日時点でそうした治療処置は行っていないと逆の情報を明らかにしていた。
 
 釈明では当初、誤解を招きかねない情報を提供したのが、トランプ氏と医師団の「前向きな態度を反映」させるためだったと虚偽であったことを認めた。

 4日の会見でも一貫性がなく誤解を招くような返答が続いた。
 
 米国民を安心させたいとのトランプ氏の大統領選挙への逆風を回避し、コロナ感染への対応の遅れへの批判を鎮静化したいなどといった望みを満たすことに重きを置いたためと見られる。
 
 ただ、虚偽の情報操作が大統領の健康状態について、かえって不完全な情報を与える結果となって批判が広がっている。
 
 医師らは大統領の症状の回復が続いており、5日にも退院する可能性があると説明したものの、信頼性は低下してきており真実かどうかも疑わしい。
 
 4日には大統領の治療で新たにステロイド薬
   デキサメタゾン
の投与を決めたことが公表されたが、この医薬品はより重症の新型コロナ患者に使用されることが多いため憶測が広がっている。

 トランプ大統領は4日、入院先の病院の外に集まった支持者にあいさつするため、車で短い時間病院を出たが、これに先立ち、支持者に顔を見せると予告する動画をツイッターに掲載しており、メディアの映像が流れるのを計算した可能性が高い。
 
 実際に感染したことで新型コロナウイルス感染症(COVID19)について「多く」のことを学んだと主張した。
 
 ただ、身辺警護をになうシークレットサービスの要因への感染リスクの拡大も懸念され、無責任な行動に批判が集まっている。
 
    

 

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