混乱が拡大する米国
米国オレゴン州ポートランドでは4日夜、極左デモ参加者の一部が暴徒化した。
全米各地で相次ぐ警察による黒人殺害事件をめぐり夏から抗議デモが続いている同市では、大接戦となっている米大統領選をめぐり激しい暴動が発生する恐れが出ている。
そのため、ケート・ブラウン州知事は投票日の3日夜に出した非常事態宣言を延長し、暴動の発生が宣言された。
現場へは警官隊と州兵が出動し、少なくとも10人が逮捕された。
市内では数百人の反トランプ派デモ隊から分離した少数の参加者が店舗の窓を破壊した。
街頭には多数の治安要員が展開し、火炎瓶を投げた疑いで男が逮捕された。
マルトノマ郡保安官事務所によると、市中心部では「暴力行為が拡大」し、デモ隊に近づいた警官隊に対しガラス瓶が投げられるなどした。
ひとこと
扇動的な政治家の発言がこうした無秩序な混乱を生むことを認識すべきだろう。
情緒的な発言が多い日本の与野党政治家の素行の悪さも同様の動きを呼びかねないリスクがある。
また、メディアの報道姿勢も同じ類であり、社会の混乱を意図的に作り出す状況が見られ危険な兆候だ。
愚かな工作に誘導された組織的な動きが広がれば強い規制が必要になるだろう。
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