泥船政権の終末
マイク・ポンペオ米国務長官は10日、ジョー・バイデン次期大統領の勝利は認めず
ドナルド・トランプ大統領
が政権を維持するとの立場を固持したまま、米大統領選後の
「円滑な移行」
を約束した。
米大統領選ではバイデン氏が重要州を制し、得票数でもトランプ氏に勝利している。
米国の同盟国ほぼすべてを含む各国の首脳はバイデン氏に祝意を表明した。
ただ、放言が過ぎるトランプ氏は敗北を認めず、根拠を示すこともなく大規模な選挙不正があったと主張し続け、再集計の要求や法的措置に訴えたが、裁判所での脚下が続いている。
ポンペオ長官は環状が抑えきれないのか時折「不機嫌さ」をあらわにしながら臨んだ記者会見で、記者からバイデン氏側との連絡状況について問われると、「トランプ政権2期目への円滑な移行が行われる」と回答し、政権以降の手続きをとっていないことを明らかにした。
さらに、米国は今も、世界各国に対して
自由選挙
を呼び掛けられる立場にあるのかとの問いに対しては
「ばかげている」
とこの質問だと一蹴したうえ、「国務省は、世界各国の選挙が安全で確実、自由で公正に行われるようにすることに深い関心があり、職員らはそれを実現するために命を懸けている」と述べ、トランプ政権の閣僚として今回の大統領選挙における明確な回答を避けた。
ひとこと
米国世論の分断と対立を煽ってきたトランプ政権からの離脱する閣僚の多さは異常であり、泥船に残った官僚は媚びて地位を得たものばかりで能力的な問題があり、不安定な政権に陥ってきている。
共和党の重鎮からは嫌悪感が広がっており、政権移行後には大統領特権がなくなるトランプに対する司法捜査が再開され惨めな姿を晒す可能性がある。
トランプの大統領就任前に面会した日本の政治家の質も問われ、圧力で抑えてきた醜聞がメディアを賑わすことになるだろう。
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