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2021年1月 8日 (金)

コロナウイルスが脳の組織に入り込むことは稀であるものの、これが生じた場合、脳内の毛細血管の壁が弱くなり、出血や脳卒中を引き起こす

 

 米国立健康研究所の広報課は神経生理学者らの研究で、コロナウイルスが脳の組織に入り込むことは稀であるものの、これが生じた場合、脳内の毛細血管の壁が弱くなり、出血や脳卒中を引き起こすことを明らかにした。

 神経生理学者らは、COVID-19感染で死亡した患者の嗅覚中枢と脳幹の構造と特性を核磁気共鳴画像法を用いて調べ、心臓の組織を直接的に分析した。
 
 米ベセスダにある国立神経疾患脳卒中研究所の上級専門家アヴィンドラ・ナト氏は「発見したものに非常に驚きました。当初、我々は感染や慢性的な酸素不足によって損傷を受けた痕が見つかるだろうと思っていましたが、その代わりに通常、脳卒中や脳炎の結果起きるような、神経組織の無数の微小な損傷を発見したのです。」と説明した。

 ウイルスの粒子は患者の脳内にも、血管内にも見つからなかった。
 
 これはつまり、脳の毛細結果が破壊されたのはその細胞組織が感染した結果ではなく
   免疫レベル
があまりに上昇し、これがウイルスだけでなく、血管の健康な細胞にまで攻撃を開始したことを示している。

 なお、今後の観察でこうした脳の血管の損傷がどれほど頻繁に発生するのかを解明し、その治療法を見つけたいという。

  

   

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