信頼できない選挙結果に対する証拠が示せないトランプ
バイデン次期米大統領が勝利した大統領選の
選挙人投票
の結果を公式に集計する6日に開催される米国議会上下両院合同会議では、共和党上院議員11人が、結果への異議申し立てに賛同する見通しだ。
ただ、この結果が覆る可能性は事実上ないものの支持層を意識し、根拠も示せない
「不正」
だけを理由に敗北を認めないトランプ大統領への忠誠をアピールする狙いがあるようだ。
この11人の上院議員は現職のクルーズ氏や、新たに就任するハガティ前駐日大使らが含まれる。
これまではホーリー上院議員が異議申し立てを発議する意向を表明していた。
米国メディアの調査によると、下院議員も少なくとも140人が賛同する意向のようだ。
クルーズ氏は声明で、異議申し立てを認め、10日間の「緊急監査」を実施することを求めている。
「信頼性のある監査は、選挙への米国民の信頼性を高め、次期大統領の正統性を強化する」と主張したが、過去の慣習とは異なる主張も程度問題であり、米国内の分裂を強める可能性が高い。
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