戦略は同じで表現が役割により異なるだけの差
韓国メディアの「ニュース1」では、日本について韓国外交部が「最も近い隣国」、国防部が「隣国」と微妙に異なる表現を用いており
「部処間で調整もできていない」
との批判の声が出ていると伝えた。
国防部では「2020国防白書」の中で、「日本は両国関係だけでなく北東アジアおよび世界の平和と繁栄のためにも共に協力していくべき隣国」と記述した。
発展途上時期に過去の白書で使っていた「同伴者」という表現を削除し「隣国」としたことで、「悪化した両国関係を反映した」とされている。
また、外交部が5日に発刊した「2020外交白書」では、日本について「日本は両国関係だけでなく北東アジアおよび世界の平和と繁栄のためにも共に協力していくべき最も近い隣国」と記述していた。
外交部は19年の白書では「共に協力していくべき隣国」と記しており、「今回、隣国から格上げされたという意味がある」と自画自賛し、すり寄る姿勢を示した。
この「表現の格上げ」も単に日米韓の協力を重視する米バイデン政権の発足に合わせた言葉遊びに過ぎず、日韓関係の改善を狙ったもので資金協力などを目論む動きでしかない。
両者の表現の違いについては、軍事挑発や軍事侵攻を目論む韓国軍の戦略と外交分野で情報を攪乱させる工作を繰り広げる組織の単なる「対日関係における役割の違い」でしかない。
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