無責任な扇動発言
米連邦議事堂に1月6日乱入し起訴された
極右集団「プラウドボーイズ」
のメンバーは、トランプ前大統領の「欺瞞によって惑わされた」と供述した。
米国議会上院ではトランプ氏の弾劾裁判が2日目を迎えている。
弁護士が書面で提出した
ドミニク・ペッツォーラ被告
の供述には、民主党が前大統領弾劾の根拠として繰り返し強調する主張を裏付ける内容となった。
被告側弁護人のジョナサン・ザッカー氏が提出した供述書には、ペッツォーラ被告が議事堂に乱入したのは「最高司令官のトランプ大統領(当時)による懇願」に応じた行為であり
「犯罪的な意図」
ではなく、道義心に突き動かされたものだが
「その道義心」
は恐ろしいほどに「混乱し、ゆがんでいた」と説明している。
供述には議事堂乱入が選挙勝敗の逆転を狙ったトランプ前大統領が数週間にわたり拡散した
陰謀論と偽情報の結果
だという主張となっている。
これまでのところ、議事堂乱入に関連して200人以上が逮捕されており、ペッツォーラ被告は共謀罪と騒擾(そうじょう)罪などで起訴された。
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