企業価値が上昇する可能性
英国ロンドンを拠点とする投資会社
セントリカス・アセット・マネジメント
と動画・音楽ソーシャルネットワーキングアプリの米トリラーが
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」
の米国事業などを200億ドル(約2兆1000億円)で取得することを目指していることが、この事情に詳しい関係者がメディアの取材で明らかにしたことが市場に伝わった。
この情報は非公開の交渉だとして匿名を条件に話したもの。
セントリカスを中心とした投資家らがトリラーと手を組み
北京字節跳動科技(バイトダンス)
に米国とオーストラリア、ニュージーランド、インドのティックトック資産に関して買収案を提示した。
提案では前払いの形で現金100億ドル、その後の利益の配分で残り100億ドルを支払うと関係者が明らかにしている。
トランプ政権が背後で画策しているものだが、今回の買収案で米マイクロソフトやオラクルなどテクノロジー大手と争うことになる。
また、小売り大手のウォルマートは27日にマイクロソフト陣営に加わることを明らかにした。